一生一度の 最高のトキメキ

ただのJr.担の雑多ブログ

Jr.の夏ソング《サマステテーマソング》のエモさについて

Jr.といえばエモい………

エモいといえば夏………

夏といえばサマステ………!!!!!

 

ということで今回は

テレ朝夏祭り『SUMMER STATION』

通称サマステ の歴代テーマソングと、そのエモさについて語っていきたい。

 

 

 

2015年 Mr.King vs Mr.Prince

『サマー・ステーション』

繰り返しの日々に そっと忘れかけてた ドキドキや トキメキ探しに行こう

Summer Station 今すぐおいで 毎日が笑顔になれる場所があるのさ

Summer Station みんなでおいで いつもより楽しい夏がここにあるから Come on now

いつまでも いつまでも 今を忘れない どこまでも どこまでも 駆け抜けて行こう

いつかこの景色も あの蜃気楼のように ユラユラと 静かに消えてくけど

現King & Princeの6人が公式応援サポーターを務めた2015年。当時Jr.内ユニットは改変も激しく、今よりももっと不安定なものだった。結果的にMr.King vs Mr.Prince もこの夏を終えると、3:3での活動へと移行してしまう。けれどもそんなことを知るはずもない彼ら。未来の確証など何もないジャニーズJr.という世界。いつかこの景色もあの蜃気楼のようにユラユラと静かに消えていくけど、だからこそ彼らと私たちは“今”を全力で駆け抜けたあの夏をいつまでも忘れない。学校や仕事、同じことの繰り返しで退屈な日々のなかで忘れかけてたドキドキやトキメキをいつだって思い出させてくれるEXの夏。『毎日が笑顔になれる場所』も『いつもより楽しい夏』も、懸命に“今”を生きたまだ10代の彼らの笑顔と輝きと共に、確かにそこにあった。

 

 

 

2016年 Mr.KING

『OH!サマーKING』

Mr.OH!サマー サマー KING サマー サマー KING ハニかんでも泣いてもOH!サマー

君のスマイルはひまわりの100倍眩しい

Mr.OH!サマー サマー KING サマー サマー KING 夏のど真ん中 夢をちりばめて

キミと僕とを繋いだら ラブとラブでハートが出来た

個人的にザ・トンチキソングを歌ってエモくさせるのは、Jr.にしかなし得ない技と思っている。

勢い止まらないMr.KINGの2年目のEXの夏。よく分からないけどなんか可愛い歌詞、言う方も受け取る方もちょいこっぱすがしい胸キュン?セリフ、キャッチーなサビ、楽しいC&Rと振りつけ。底抜けに明るいはずなのに夏の終わりが近づくにつれてこの曲を聴くと泣きたくなるのは、煌く夏が夢のように過ぎ去ってしまうと知っているから。「君のスマイルはひまわりの100倍眩しい」←それはホントにそう。

 

 

 

2017年 Mr.KING(HiHi B少年)

『スペースジャーニー 』

抱きしめて夢を Go Start! あふれてく希望Future! 僕らの未来輝くTogether とび乗ってReady Go

感じよう風を Wing Wing! 旅立とうキミもWith Me! 僕らだけのタカラモノ Oh Treasure! 探しに でかけよう スペースジャーニー 

昨年に続きメインサポーターのMr.KINGに加え、HiHi Jet、東京B少年がアシスタントを務めた。サマステテーマソングは王道→トンチキ→王道→トンチキの流れが通説となっているが、この年は原点回帰の王道曲である。公演タイトルにもなった通り、この年のテーマは「宝探し」。彼らの溢れる希望と煌きを、若さと勢いに乗せて爽やかに歌う。どんなミラクルも起こせそうな彼らのきらめく笑顔に、これこそが私たちの探していた“宝物”だったのだと気づかされる。本当に信じられないがこの年まで1日3公演あった。いくら若いといったって、連日このスケジュールは鬼である。貴重な夏休みをステージに捧げてくれてありがとう。オタクもマジで頑張った。

 

 

2018年  HiHi Jets東京B少年

『みなみなサマー』

一度しかない今年の夏 見上げた雲がハート形

みんなの笑顔が光る 魔法の季節 夏休み

心も日焼けしようよ 裸足じゃ物足りないよ Summer Season 夏だから 裸になろう

King & Princeがデビューし、満を辞して公式サポーターに昇格したHiHi Jets東京B少年の初めての夏。2018年の夏はこの曲無しには語れない。「見上げた雲がハート型」が「ラブとラブでスペシャルハート」な事はひとまず置いておいて、“一度しかない今年の夏”を歌ったのは歴代でこの曲が初めてで、かなり胸に刺さるワードである。この年が平成最後の夏だったということも大きく関係していると思う。

初聴ではトンチキが強すぎて理解が追いつかなかったが、これがEXシアターで歌われると思いもよらないほどにアガる。OPから一気に湧けるし、アンコで歌われる2番は楽しいセリフの掛け合いとは裏腹にもうそこに見えている終わりを感じて少し切ない。平成最後の夏、一度しかない今年の夏。みんなの笑顔が光る魔法の季節を一緒に過ごせたことがかけがえのない思い出になった。この期間が過ぎると彼らも私たちも日常(学校や仕事)に戻ってしまうことを含め、夏休みのJr.は最高にエモい。

 

 

2019年  HiHi Jets、美 少年

『おいで!Sunshine』

「今年こそは」を競おうぜ 素肌のまま 今飛び込んで いつか誰かとじゃなく この夏に夢を見るのさ

炎天下 クラッとくるサマー 目、そらさないでよ 同じ瞬間、8月の夢を永遠に変えるのさ

「ひと夏」じゃ嫌!四季折々俺と居なよ 

本気、“秋”&“冬”だって青春じゃん?謳歌

運命の春を見つけ愛、夏はここへ恋  

終わんねぇっしょ your vacation

永遠だ、Sunshine!

今までになく洗練された爽やかアイドルサマーソングが誕生した2019年夏。彼らの冠番組「裸の少年」と共に、サマステ応援サポーターも2年目に突入。公演名は「パパママ1番 裸の少年 夏祭り」←トンチキにも程がある。この公演名の名付け親であるジャニーさんの居ない初めての夏となった。第二の父とも呼べる程の最愛の人との別れを経験し永遠などないことを知った彼らが、この夢のようなひと夏に永遠を願う儚さ。サマステ、ドラマ、東京ドーム、ロサンゼルス…一瞬でも目をそらせば見失ってしまうほどにせわしなく、熱い夏を全力で駆け抜けた彼らは確実に強く、大人になった。“いつか誰かと”じゃなく“この夏に君たちと”夢を見させてくれてありがとう。夏が過ぎ去った今でもこの曲を聴くたびに彼らと一緒にハートを作ったあの夏の淡い思い出が蘇る。どれだけ季節が移り変わっても、2019年の夏は永遠にここにある。

 

 

 

かけがえのない夏をサマステに捧げてきたのは、メインを務める彼らだけではもちろん無い。もうジャニーズの世界には居ない子たちも含め、沢山のJr.が真夏の六本木・EXシアターで私たちの思い出を彩ってくれた。2012年、『ジャニーズJr.の真実』という番組が放送された。当時毎夏公演を行なっていた『SUMMARY』を中心に、ひと夏のジャニーズJr.たちの葛藤と成長に密着したドキュメンタリー番組である。そこには、学生にとって一年で一番楽しいはずの夏休みという期間に、明確な評価基準のない厳しい世界に身を置いて夢に向かって前向きに努力するJr.たちの様子が映し出されていた。夏休み、それは「本業学生」である彼らが「本業アイドル」でいられる、束の間の時間。番組中の言葉を借りさせて頂く。「誰しもがスターになれる訳ではない。それは分かっている。しかし、ただ一つ言えること。これだけひた向きな季節を生きたなら、誰もがきっと強くなる」

努力が報われるとは限らない、この先の確証など何もないこの世界で、それでも真っ直ぐに夢を追い求め今を全力で生きるJr.たちが過ごす夏は、一年のどの季節よりも一際輝きを放つ。だからこそ私たちは、夏のジャニーズJr.にこれほどまでに惹かれるのだろう。