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ジャニーズJr.各グループの初オリ曲まとめ(東京編)

ユニット(グループ)戦国時代と呼ばれる昨今のジャニーズJr.界。時は西も東もとにもかくにもユニット、ユニット、ユニットの時代。

ユニットでの単独ライブやツアーが当たり前のように行われる今のジャニーズJr.。彼らは沢山のオリジナル楽曲(通称:オリ曲)を持っています。

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その中でも “初オリ曲” はデビュー組でいうデビュー曲のようなもので、そのユニットにとっての名刺代わりになる ユニットの方向性や個性を最も良く表したものとなっています。

つまり、Jr.ユニットの特徴を手っ取り早く知るにはそれぞれの初オリ曲を聴けば良い!(?)

というわけで今回は各ユニットの初オリ曲と共に、ユニットの特徴を紹介していきます!

 

 

『夢のHollywood』(2017年8月発表

マイケルジャクソンの振付師、トラヴィスペインの血統を持つTravis Japan。トラヴィスに選抜された初期メンバーはもちろん、加入組も漏れなく全員ダンススキルが非常に高い。平均年齢24.7歳の洗練された雰囲気も魅力のひとつ。タップダンス、ステッキ、アクロバットまで盛り込み、まるで海外のショーを観ているかのような華麗でハイレベルなパフォーマンスを魅せる。トラジャの強みであるシンクロダンスと彼らの結束力を引き立たせるように、夢ハリのパフォーマンスは揃えば揃うほどに美しく映える。普段はゆるふわな7人が、踊ることでうちに秘めた情熱を解放させる静かに燃える青炎のようなグループ。明日はない覚悟で目の前のステージに命を賭ける、そんなショーに生きる彼らを見事に体現する一曲。見所は「みんなも一緒に!」と煽りながら繰り出される、どう見ても高難度なタップダンス。できない。

 

 

『HiHi JET』(2015年12月発表)

(現在の正式楽曲名はHiHi Jets

伝説の舞台ジャニワで生まれた“社歌”ことHiHi JET。当時誰がどう見てもハイジェにハマりすぎていたジャニーさん、なんと1公演で4回披露、Mステでも披露、しまいにはHiHi Jet(グループ)抜きでも歌わせるといった力技で、多くのジャニヲタをハイジェ中毒にさせた。もはや洗脳。

光GENJIから続くジャニーズの伝統お家芸であるローラースケートを武器にステージを颯爽と翔ける様子が目に浮かぶ、若さと疾走感溢れる曲。歌詞がかなり独特なことでも知られ、「君とJETなDOするLIFE なう」というジャニーズ史に残る大トンチキパワーワード爆誕させた。「ミエ張って大人ぶれかっこつけてOK」「簡単な世界じゃないからワクワクするね」「どんな壁も break it out 旋風起こせ run and run」…まだ幼く、何も知らないからこそ怖いものなしだった彼ら。どんな敵だって倒せると信じて疑わない若さ故の無敵さが何よりも最強だと感じさせる一曲。「自分たちは王道じゃない」と言う彼らだが、いわゆる王子様路線とはまた違った少年漫画の主人公のようなキラキラを放つ彼らは正しくJET=Johnnys Entertainment Teamの名を背負ったジャニーズの王道である。

 

 

  • 少年(2016年11月23日結成)

『Cosmic Melody』(2017年11月発表)

当時、Jr.内最年少ユニットであった東京B少年。そんな彼らの初オリ曲は、小さな宝物の原石のような6人を輝く星に見立てたなんとも可愛いキラキラソング。宇宙の音楽というその名の通り前奏から煌きがとまらなくて、このままどこまででも飛んで行けそうな無限の可能性を感じさせる。最初の一音から最後の一音までずっと可愛くて、だけどどこか儚い。まだ何も知らない子供たちが奇跡とも呼べる偶然でジャニーさんの元へ彗星の如く集い、先の見えないゴールもない現実の先へと飛び出していく。それはジャニーズという、芸能界という名の広大な宇宙。彼らはこの先には絶対に明るく輝く未来が待っていると信じているし、こちらにもそう信じさせる説得力がある。あの瞬間の東京B少年(当時)にしかない煌きをを愛と希望で包み込んだ珠玉の一曲となっている。

 

 

  • 7MEN侍(2018年2月26日結成)

『サムダマ』(2020年8月発表)

結成以来、もはやオリ曲と言っても違和感ない程にタッキー&翼『SAMURAI』を歌い続けた7MEN侍念願のオリ曲が、2020年サマパラにて遂に発表された。サムダマ=侍魂。ロックバンドらしくファンも一体となって熱狂できるC&Rが特徴。ジャニーズにはバンドをするグループがいくつかあるが、Jr.でここまで振り切ったパフォーマンスをするのは7MEN侍だけだと思う。狂気じみたほどにロックに憑依し魂を音楽にぶつける姿を見ていると、こんなにもロックな楽曲なのにも関わらずなぜか涙腺が緩む。長年不安定な立ち位置にいたメンバーが多く「いつか胸に描いてた未来図が今じゃないことが悔しかった」「想う心ばかり熱すぎていつもひどくのどが渇いていた」など 挫折や葛藤を赤裸々に表しつつも、それを跳ね除ける6人のパワー「願うだけじゃ終わらない」、自ら掴み取りに行くという強気な歌詞が彼ら自身も、そしてファンをも鼓舞する。

 

 

  • Jr.SP(2018年5月24日結成)

『センセーション』(2020年11月発表)

Jr.SPといえばジャニーズJr.内のスペシャリスト集団で、アクロバットや歌、バレエなど各々が高い技術を持つグループ。そんな彼らの待望の初オリ曲センセーションは、どこかのグループのデビュー曲であっても違和感ない程かなりフレッシュなジャニーズらしい爽やかソング。Jr.SPといえば歌、アクロ、バレエ、フラッグ、ローラー、影絵でしっとり魅せる『スワンソング』のパフォーマンスが印象的だったため、個人的には初オリ曲の印象にギャップがあった。しかしその爽やかさの裏には、なかなかメインでの見せ場を貰えなかった彼らが「出来るまでやり通」し、「100万回でもくり返」し、「誰より光る準備」をストイックに積み重ねてきたことへの自信と意志をしっかりと感じ取れる。

 

 

  • 少年忍者(2018年6月9日結成)

『太陽の笑顔』(2020年11月)

圧倒的“ザ・ジャニーズJr.”。正式なユニットを組みYouTubeや単独公演なども行っているJr.の中で、唯一メンバー編成などに関してまだ不安定な要素を持つグループ。その理由は20人を超える大所帯であることが大いに関係しているが、『太陽の笑顔』はこの人数だからこそ、このメンバーだからこそ歌える曲である。コロコロ変わる曲調が、曲目や編成によって七変化する少年忍者そのもののようで胸が高まる。個人的にこの曲は『勇気100%』とリンクする部分が多いように感じる。躓いた主人公を無理に鼓舞したり奮い立たせるのではなく「君なら大丈夫だよ」「僕は君の味方だよ」と、そっと寄り添い手を取って立ち上がらせてくれるような温かな歌詞。全員10代のフレッシュな子供たちが屈託ない全力の笑顔で歌って踊る姿はエモいとしか言いようがない。Jr.特有の儚さを擁した、全Jr.担に刺さる一曲。

 

 

  • IMPACTors(2020年10月16日結成)

『Top Of The World』(2020年11月発表)

IMPACTorsは東京Jr.の中で最も新しく結成されたグループだが、そのメンバーはというと殆どが長い間無所(無所属)として様々なコンサートや舞台でバックとして経験を積んできた苦労人。グループに所属しているといないとで扱いや露出にかなり差のあったここ数年のJr.界で やっと出来たグループ、手にした仲間、やっと近づいた夢…もう彼らに怖いものなんてない、ここから先は上を目指すだけ。そんな彼らの野望が詰まりまくった曲。「宣戦布告 負ける気はzero」「全てを賭けてもいいさ」「挑むのはTop Of The World」全員成人済みでシックな雰囲気を纏う彼らだが、内面は誰よりも熱く終始強気で自信と闘志みなぎる“着いてこい”スタイル。

 

 

以上、東京Jr.全7グループの初オリ曲紹介でした!それにしても、公式YouTubeでJr.のオリ曲聴ける時代…!関西Jr.もJr.チャンネル参戦が決まったので、今後初オリ曲がアップされたら更新していこうと思います〜!